2005.10.18
トルコ|イスタンブール
ベリーダンス inイスタンブール
アジアとヨーロッパを繋ぐイスタンブール。初のイスラム圏という事で最初は緊張感があったものの、すぐに無くなりました。ヨーロッパの文化も入っているからでしょか。若い女性も肌を隠す事なく町を闊歩しています。親日的なのか騙しやすいのか巧みな日本語を操る人もたくさん。挨拶代わりに絨毯屋に連れ込まれ、カーペットを売りつける事もなくチャイを振舞います。トルコ女性がキレイだと言うと「ベリーダンスを見なさい」そう言われたのです。
しかし、トルコは思ったよりも物価が高く、特にサッカーのチケットが事前調査価格の5倍。基本フランスパンか80円ケバブの貧弱メニューに1日ビール1本と規制をかけ、日々の経費を宿代抜きで10YTL(800円)と設定。これで何とかサッカー観戦代を捻出したのが現状。
ベリーダンスを見たい気持ちを抑え、とりあえず旧市街のスルタンアメフトの観光地を徘徊します。アヤソフィアにブルーモスク。それにしても、イスラムの礼拝堂であるモスクのシェイプは本当にキレイ。惚れ惚れします。
ちなみに只今イスラム圏はラマダン中。夕方5時半までは飲食が×。まートルコ人は日中でも普通にチャイとか飲んでましたけど。しかしながら、敬虔なイスラム教徒はしっかり断食をしているようです。5時半になるとレストランや仮設テントで食料の配布が始まります。無料なので節約していた私にはともてありがたいものでした。本当はイスラム教徒にだけだけど。
イスタンブール3日目。食事をもらう事を屁とも思わなくなった私たちは、大盛りの場所があるとナイスな情報を受け遠征へ。しかし、いつもと雰囲気が違います。前のおばはんが何やら言っています。よく耳をすますと「アー ユームスリム?」やばい完全にばれてる。ババアは早速、係員に告げ口に。つまに出された我々は意気消沈気味に宿へと戻ります。その時、ひとつの看板を目にしました。「フリーベリーダンス ショー」。捨てる神いれば拾う神有り。
場所はスルタンアメフト地区にあるユースホステルのバー。泊まっていた宿のすぐ近く。店内に入ると可愛いバーテンが。思わず生ビールYTL5(約400円)を頼んでしまう。しかも、バーテンがダンサーじゃない。やばいセクシー過ぎる。気が付いたら2杯目のビールを注文し、本日のバジェットを完全にオーバー。この時点から節約規制が緩和され、浪費スパイラルへ突入。そして、止まらなかったのは酒だけではありません。今まで天候不良も影響して写真をあまり撮っていなかったのですが、アフォみたいシャッターをきり始めます。カワイイかわい過ぎる。完全にカメラ小僧化した私を彼女は時より睨んできます。完全にツンデレじゃないですか。ドMの私を挑発しちゃいけません。
これだけで完全に満足の私でしたがここでサプライズ。何と彼女がお客を適当にチョイスし、一緒に踊り始めたのです。しかし、いつまで経っても自分の所へ来ない彼女。おぃ照れてるのか。待ちきれない私はまさかの挙手。無事にダンシング成功。
ベリーダンス。トルコに来るまで知りませんでした。むしろセマー(旋舞)の方を見たかったくらい。バーテン兼務なので彼女はプロではないと思いますが、非常に楽しめました。観客の男性も女性も誘われたら照れながら一緒に踊っていたし、皆で楽しんだ感じです。何故か男性だけは踊る際に上半身を裸にされます。ちなみに後にも先にも中東でこんな露出の激しい衣装を見たのは最初で最後です。男性の方は旅の後半だと刺激が強すぎるかも。
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