2005.10.21.
トルコ|イスタンブール
ボスポラス海峡クルーズ
イスタンブールでの最終日。何かやり残した事はないだろうか?サッカーも見たし、ベリーダンスも見たし。そうだ黒海を見に行こう。隣国ウクライナ、ロシアなどに囲まれた内海をひと目みたかった。そこで参加したのがイスタンブールからボスポラス海峡を経て黒海を一望できるツアー。と言っても定期観光船の往復代金だけ。
ボスポラス海峡行きのフェリーはスルタンアメフットの近くカラキョイから。夏季、冬季と船の本数も違うみたい。この時期は日帰りできる10時30分発のフェリーがあったので、終点のアナドル・カヴァウを目指しフェリーに乗り込みます。
カラキョイを出たフェリーはボスポラス海峡へ。クルーズ中はモスク、宮殿、高級別荘など外を眺めていてもあきません。フェネルバフチェからのサッカー観戦の帰りに通ったボスポラス大橋の下をくぐったり、ベシュクタシュのスタジアムが見えたりとイスタンブールでの思い出に浸り1時間40分。無事に終点アナドル・カヴァウ駅に到着。
アナドル・カヴァウは田舎の港町といった感じ。でも海沿いに建つ家は何だかオサレ。漁村には新鮮な魚を食べさせてくれそうなレストランが所狭しと連なってます。腹ごしらえよりも黒海がメインなので展望できる丘を目指す。
フィッシャーマンのおっさん曰く「向こうの丘を目指せば黒海が見える」。フェリーの乗客のほとんどが丘を目指すので、何となく付いて行けば辿りつけます。長閑な田舎道の急坂ををひたすら20分くらい登るとようやく到着。
そこには朽ち果ててはいるけど重厚な砦が。そして砦の向こうには黒海が。ポンポンポンとタンカーの音が響き渡り、地中海から黒海へと重要な交易のルートなのねと実感。何となく気になる国ウクライナが向こうにあるのか物思いに耽る。
漁村に戻りサバのグリル、貝のフライ、サラダ、ビールのセットを頂く。お値段10YTL(約800円)のちょっとした贅沢ランチ。。ボスポラス海峡クルーズちょっとした暇潰しにはなったけど、あえて行くほどの価値は感じずー。
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