2009.03.07.
ペルー|プーノ~クスコ間
インカエキスプレス
プーノからクスコへは鉄道で移動予定でしたが、現地で聞いてみるとバッパー向けの安い席はもう無くなり、$200を超える豪華鉄道に変貌。普通のバスと悩んだあげく、観光ルートを周りながらクスコを目指すインカ・エキスプレスに乗ることに決定。元々はインカエキスプレス社が始めたツアーですが、現在は同じツアーをする会社が数軒あります。ツアー内容はどこも変わらないとの事なので、バスが最新機材のFirstClassをチョイス。
当日のツアー参加は25人程。50人は乗れそうなバスの中は空席が目立つ。同業者としては何だか寂しい気分に。走る事1時間弱でプカラへ。すでに到着している他社のバスに比べると、確かに車体が輝く我らがファーストクラス。
この町ではプレインカ期のティワナク文化の資料館へ。来る前からインカ文明に興味が無く、ツアーに参加すれば話を聞いているうちに興味が沸いてくるのではと思いましたが、やっぱりノッテきません。町の教会とかキレイだけどね。
プカラを離れたバスはララヤ峠へ向かいます。標高が高い事もありこの辺りの景色は最高で、6000m近い山の頂も拝めちゃう。峠では村人がアルパカ製品やら何やらを販売してます。
中にはアルパカを連れた少女が有料で写真撮影をさせてくれます。撮るまいと思いましたが、あまりにも景色とマッチしていたのでお願いする事に。しかし、まったくカメラ目線を無視のサービス精神ゼロ。
峠を越えると線路が平行に走ってる。汽笛がなり、豪華鉄道アンデアンエキスプローラーがやって来ました。しかし、$200以上も払って誰が乗っているのだろう。ペルー人の月収の半分くらいじゃなかろうか。
バイキングの昼食後、お土産屋へ。ツアー参加者の皆様は買い物に夢中。ココには飼いアルパカがいました。紐で結ばれ半径5mも移動できないアルパカは可哀想ですが、哀愁も漂い何だかカワイイ。
バスはラクチに到着。アドベ造りの大神殿跡が今でも残るこの遺跡。周りに山には城壁の跡も見られ当時の大きさがものがったっていました。さらにはインカ時代に人々が歩いたとされるインカトレイルを見ることも。
ここまで案内してくれた現地ガイド。何だよおっさんかよと思ってしまいましたが、自分もそう思われているんだろうな。しかも、襟付きにベストと何だか何処の国でも同じスタイル。私は意地でもベストを着ない派ですが。
最後はアンダーワイリーヤスへ。この教会の内部は金銀が散りばめられた豪華仕立て。24時間警備がいるとかいないとか。なかなかの見ごたえだったので、内部が撮影禁止だったのは残念。夕方5時クスコにあるツアー会社のオフィスに到着し終了。
何でしょう。えらい微妙なツアー。移動しながら観光できる点は効率もいいだろうけど、観光地が小粒すぎるような。よっぽどのインカ、プレインカの遺跡マニアでない限りはお勧めしません。約10時間かかるツアーも普通バスで行けば5時間くらいで料金も3分の1。まー得意のバス故障で8時間くらいかかっている人もいたけどね。
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