2009.03.10.
ペルー|アスアス・カリエンテス
マチュピチュ
遺跡好きなら誰しもが憧れる場所ではないでしょうか。自分の中の3大遺跡(カンボジアのアンコールワット、ヨルダンのぺトラ、ペルーのマチュピチュ)の1つで、最後に残した1つでもあります。行った人に聞くと、口を揃えてワイナピチュからの展望が最高との事。ただし、整理券をもらわないと行けないそうで早いもの勝ち。朝4時過ぎには起きて準備を始めました。私たちは前日に入場券とバスチケットを購入済みでしたが、持っていない人はチケットを買うのにまず並んでました。マチュピチュ村まではオアシスルートを参考に。
マチュピチュへは村からバスで向かいます。しかし、片道$7て。鉄道も含めマチュピチュを見に行くまでに金がかかり過ぎでしょ。重要な観光資源なのは分かるけど、ちとヒドイね。自分らは5時から並んで10台くらい出る始発の3台目でした。
と言うわけで入り口ではすでに長蛇の列が。写真右下はトイレですが、遺跡内にはないのでココで行っておきましょう。1日400人の限定の整理券を奪取するべく、入場すると足早に登山口へと急ぎます。
遺跡内を見向きもしないで来た甲斐もあり、無事に40番目の整理番号をゲット。そのまま7時になるのを待ちます。入り口では名簿に名前を記載します。ちゃんと全員帰ってくるかチェックするようです。意外としっかりしてるのね。
目の前にそびえ立つワイナピチュ。若い峰という意味だって。トレイルヘッドには山頂まで約1時間て書いてある。しかし、あんな絶壁ほんとうに登れるのかね。しかも直登じゃない。前日に夜に降った雨により足元も悪そうだし。
おぉー予想通りの急坂。しかもヌルヌル道。でも鎖場もあるし、思ったりよりは安全。お休み中の白人を尻目に加速。後ろを振り返ると絶景が見えそうですが、頂上のお楽しみとっておきます。そして40分後、ワイナピチュ山頂に到着。
いやー素晴らしいね。素晴らしいよ。たたずむ事1時間、20人もいれない山頂付近では、人が入れ替わり立ち替わり。曇りがちだった空にも青空が広がってきます。その後、せっかくなのでワイナピチュの裏にある月の神殿に向かいます。これが最悪。
気温の上昇とアップダウンで次第に体力を奪われ、月の神殿に着く頃にはすでに虫の息。苦労して着いた神殿はあまりにも微妙で。30分ほど不貞寝。よっぽどの体力自慢の方以外にはお勧めしません。またアップダウンの道を戻るわけですし。
約1時間かけてマチュピチュに戻るとそこにはリャマ君が。瀕死状態の私を癒してくれます。何とか復活し、この後は遺跡内部を探検。夕方までマチュピチュの全景が見えるスポットでゴロゴロして過ごしました。
もし、この景色を山を越え見えてきたら感動もヒトシオだった事でしょう。無理してでもツアーに参加しなかった事が悔やまれます。ただ、遺跡内部が思っていたよりも小粒の印象。何か全景が見れたら満足みたいな。ガイドをつけたらまた違うのかもしれないけど。マチュピチュにもう一度行くかと言われたら正直微妙。でも、インカトレイルはいずれリベンジしたいなー。ちなみに帰りは歩いて町まで下りました。