2009.02.05.
アルゼンチン|ブエノスアイレス
アルゼンチン タンゴ / ラ・ボカ地区 カミニート
本来なら劇場でアルゼンチンタンゴを鑑賞しようと考えましたが、正装を持ち合わせていない事(襟が必要)と一緒に行く女子が探せず断念。ラ・ボカ地区にあるカミ二ートのタンゴで我慢我慢。タンゴを見る前に用事を済まそうと、地下鉄に乗ろうとしたらまさかの入り口閉鎖中。辺りにいたおっさんに聞いたらまさかのストライキだそう。何故このタイミング。
迷子になりながらセントロからボカ地区まで競歩。しかも遠回り。歩く事2時間弱、雨のせいもありジーパンのスソはデロデロ、髪は皮脂もまじりゲーハーまるだしのノッペリ具合。ようやく目的地周辺に着いた頃は旅行者と言うかまるで浮浪者のよう。
目指すは異様に目立つボンボネーラの方角。あの辺りまで行けばタンゴが見れるカミ二ートも近いはず。さらに歩く事15分、スタジアムの側までやって来る。いやーでかいね。目立つね。回りの建物もチームカラーの黄色と青一色。
ちょっぴりキナ臭いボンボネーラ周辺からわずか数ブロック。あらら突然かわいらいい町並みが広がるじゃありませんか。これがカミ二ート。水色、黄色、ピンクとカラフルな建物が目白押し。
さてさて、この辺りはThe 観光地。お土産物屋から露天から何でもござれ。中でもメインはレストランでしょうか。どのお店も軒先でタンゴのショーをやっています。立ち見している人も大勢いますが、ヒラヒラしているスカートに目を奪われていると、自称元横浜在住の男前客引きに「マツダ!(車じゃなく横浜Fマリノスの松田の事)」と往年のロックスター風サッカー選手に間違えられたのか声をかけられ、気がついたらかぶりつき席に。
直後ワンピースの彼女からミドルエイジの娼婦風にチェンジ。日本なら「おい!金返せ!」もしくは「チェンジ」と叫ぶところですが、コーヒー1杯(約200円)しか頼んでいないし、そもそもストリップじゃないのでしばし静観。
しばらくすると奇跡が。おぉーいるじゃない妖精が。サブリナちゃん登場。スラリと伸びた手足に見事な曲線美&スリット。いやー来て良かったと思っていると、あっと言う間に別のダンサーと交代。「サブリナ出せよ」と最初は心の中で叫んでましたが、次第に全く曲調もダンスも違う別の組にも興味が。今までタンゴ言えば杉本彩的な官能的なイメージ。でも、それだけじゃないのね。むしろ姉さんはエロを前面的に出しすぎなんじゃなかろうか。永遠のエロ師匠を疑う瞬間も。とにかく最初はストリップを見に来たおっさん感を丸出しでしたが、次第にタンゴが面白くなってきて、気がついたら1時間半経過。んーやっぱり劇場で見たいな。
さて、ショーも一段落すると観客とダンサーとの記念撮影タイム。板の間のステージに上がると愛しのサブリナは完全に逆サイド。無念。勝手にしやがれ帽子を被り、別のお姉さんとポーズをとって皆で記念撮影。他の人の見ていて後で気がついたのですが、持った足は膝に置いて手を繋いで前に出すのね。これじゃーただのエロおさーん。一度は改心したものの本能は拭い去れずー。帰りはバスで宿近くまでたったの30分弱。行きの2時間強は一体。
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