2009.03.05~06.
ペルー|プーノ
ウロス・タキーレ・アマンタニ島2泊3日ツアー
チチカカ湖に浮かぶ島々では、今でも島民が昔ながら独自の様式で生活しています。そんな暮らしを垣間見る事のできる1泊2日のツアーに参加してきました。ツアーの拠点になる町はプーノ。前日にバスターミナルにいた客引きに全てを任したので何処のツアー会社かは正確にはわからず。港までバスで送ってもらいボートに乗り込みます。ボートでは早速フォルクローレの演奏が始まり、帽子を片手にチップくれ攻撃が始まりツアースタート。
強制チップの後はガイドのカルロスが色々と説明してくれました。チチカカ湖は偉大なるピューマの意味だそうで、湖を上から見るとピューマに見えるからだと。スポーツブランドプーマのアレですよ。1時間半後ボートはウロス島に到着。
チチカカ湖内の小さな島では島民が手を振ってお出迎え。彼らはペルー人の半分を占める先住民族の中でも数少ないのウル族。島では今でも電気も無い昔ながらの質素な生活をしているそうですが、女性の衣類は総じて派手なのよ。
英語とスペイン語でミニチュアを使い、島の作り方を解説。チチカカ湖に生えてるトトラと呼ばれる草と土を使って島を作っているそう。その上にトトラを使って家を作り、生活をしている。
ちなみに食用にもなるので、さっそく取れたての草を試食。味のないネギみたいで、食物繊維がたぶん豊富。島民はきっと便秘知らずだろうと思っているとトイレの施設がありません。垂れ流しなのでしょか。それとも、、、。
島からの脱出手段はこのトトラ船のみ。島民はこれで学校に行ったり隣の島に行ったり。無論トトラで作っています。残念ながら船の先頭についてるはずの頭がもげてるタイプ。試乗すると乗車賃を取れました。ただ、歌のプレゼント付き。
衝動買いしたミニチュアトトラ船が浮かぶか実験したら即沈む。ウロス島、全体的にやらせ感が盛りだくさんでしたが、なかなか楽しかったです。でも、島にはあまり生活の匂いが無く、本当に彼らはこの島で生活しているのだろうかと疑問が残りました。
ボートは宿泊するアマンタニ島に到着。ホストファミリーを紹介され、夕食まで時間を利用して島の高台にあるパチャママ遺跡(寺)へ。見晴らしの良い場所にあるのですが曇りがちでイマイチ。ちなみに遺跡を3周すると願いが叶うと言い伝え有り。
ココでツアー参加者の一人がNHKのマスコット「どーも君」をバックに縛りつけてるのに気づく。ニューヨークでファッションの一つとして買ったそうです。せっかくなのでドーモ君を交えて参加日本人で記念撮影。
夜には生フォルクローレ演奏のダンスパーティーを開催してくれます。ツアー参加者は現地の衣装を借りるのですが、メンズのがひどい。ポンチョと呼ばれるソレはただのカーペット。穴を開けただけだろ。しかも臭いし重いし埃っぽいし。
ブツブツ言ってましたが、いざ始まると盛り上がる私。手をつなぎ踊るそれはフォークダンスのよう。子供も狂った様に踊っています。ホストの娘メリッさは特にノリノリで毎晩こんな事をしたら、将来はパーティガール間違いなし。
どうせ手をつなぐならとエロ魂に火がつき、次第に可愛い人狙いへ。おっさんになった今、思春期には恥ずかしくて出来なった事のリベンジに成功。女性人に囲まれて満面の笑みですが、自分の尋常ではない黒さに驚きを隠せません。
翌朝、ホストファミリーと別れの時。涙を流すのではないかいう予感でしたが、ママは野良仕事で不在、無理やり起こされたメリッサは悪魔の子の様に怒りに満ちた顔で睨みつけてきます。現実は想像以上に厳しいものです。
天候には恵まれた2日目ですが、風が強く波が高いチチカカ湖。アマンタニ島を離れ、荒波の中を走ること1時間タキーレ島に到着。吐く寸も、沿道に咲く黄、赤、紫などの花に癒されギリ復活。ダメージが残っているか地平線が斜めに。
アルマス広場には沢山の子供がいました。みな笑顔が絶えません。失礼かなと普段はあまり現地の人の写真を撮りませんが、思わず激写。しかも彼女たちが作るミサンガはとってもキレイ。帰る時には両腕はグルグルに。
大人が作る手工芸品はもっと細かく繊細。帽子、マフラー、衣類などなど。あまりにも鮮やかな青だったので、35Sol(1000円)でベルトを買ってしまいました。どのTPOにもあわせずらそうな一品。
お昼には別途料金でチチカカ湖名産トゥルーチャ(マス)料理を頂き、青空の下ビールを喰らい最高の一時を過ごす。
その後、島の反対側まで散歩して、待機しているボートに乗り込みプーノの町へと戻りチチカカ湖ツアー終了。
非常にコストパフォーマンスの高いツアーです。特に女性は現地の可愛らしい衣装を着れるのでお勧め。メンズが一人参加すると微妙かもしれません。ただ、約2000円弱のツアーで島の人にどれだけの還元があるのかが謎です。現地で工芸品などを買うのもひとつの手段かとは思うますが、島では貴重なフルーツなどお土産として持って行く事をお勧めします。ホストファミリーはとても喜ばれてました。
太陽の島ツアー | ウロス タキーレ | インカ・エキスプレス