2007.01.20~21.
ラオス|ルアンナムター
ルアンナムター発1泊2日トレッキング
ルアンムターこの辺りは中国国境と程近く、山岳民族が暮らす村が点在してます。そんな彼らの暮らしを見て見ようとトレッキングへ。本当は2、3泊ものに参加する意気込みで、旅行会社の門を叩きましたが、翌日に催行されるツアーは2つのみ。その中でもすでに人が6人集まっていて、当時まだツアーを始めたばかりで今回で2回目の訪問となる「オールドチャイナ1泊2日」に参加です。
朝8時にツアー会社前に集合なので、それまでに腹ごしらえと町を闊歩。いやー寒い寒すぎる。ここはラオス北部しかも、標高も高い。朝方はだいたい霧に包まれているらしい。麺をすすり旅行会社へと向かった。
メンバーは7人。ドイツ人のオサーン2人、フレンチカップル、アメリカ人雄とオージー雌と私。それに英語を話すラオス人1人が付く。車で1時間半ほど移動してからトレッキング開始。埼玉の北部にありそうな水田風景を眺めながら、数時間。白人さん達は珍しいのか写真をパシャパシャ。気がついたら一枚も写真撮ってない。あっという間にお昼。バナナの葉っぱをその場で調達して、あっという間にテーブルに。スプーンや皿なども食器は無し。自然の醍醐味で手で喰らいます。さすがエコツアーを謳っているいるだけあるね。料理もウマス。
食後もダラダラと歩いていたら、本日の宿泊場所バン・シダに到着。村の子供達は物珍しそうにこっちを見てる。この手にツアーに行くと、子供も外人慣れしているのが大半なのですが、本当に2回目なんだろうか。学校の校庭で遊ぶ子供も不思議そうだ。
村には村長クラスの人が数名いるらしい。その内の一人のお宅に寝泊りさせていただく。確かに他の家に比べると作りがゴージャス。夕食まで時間もあるので、しばらく自由時間に。のちにこの家は修羅場と化す。しかし、民族衣装じゃないの?普通に服じゃん。中には○○中学と書いてあるジャージの娘もいるし。ちょい興ざめ。
最初は心を開かなかった村の子供達も、女性陣の奮闘により鬼ごっこしたりと打ち解けてきた。ここで負けていられないオサーン代表のドイツ人が、ゲルマン魂を見せる。おもむろに取り出した風船を膨らまし、いとも簡単に子供心を鷲掴み。
子供のボルテージはマックに達し、風船の奪い合いに発展。オサーン、人数分用意しておけよ。しまいには大きな子が小さな子を風船で叩くなどの暴力事件に発展。子供が泣き叫ぶ中、村長が仲裁に入り一件落着。さすが村の長である。
そんな腕利き村長宅でパーティが始まった。何かあれば「ラオラオ」と言いながら、地酒を振舞う。いつの間にかラオラオ一気飲み大会へ。しかし何が美味いのか。テキーラに迷惑にも薬草をつけたハーブ酒風で。ただただマズス。吐く寸で就寝。
翌朝、頭はガンガン。村長の姿は無し。あの野郎!散々と飲ませておいて自分は二日酔いか。しかし、昨日すっかり打ち解けた村長の子供達はお見送りに。写真撮影を快くOKしてくれるが、何故かいつも素。村長の娘は特に美人さんになりそう。
まったく!娘は見送りに来てるのにと怒りすら覚えながら、村人と涙の別れ(ウソ)。2時間歩いたしょうか。前方に見かけた姿が。何と村長とその奥様が先回りして、昼食を作ってくれています。ごめんよ疑って。あんたー最高だよとハグ。
しかも竹の中に食材を入れて焚き火で作るオシャレな一品。期待してできあがりを見たら、がぜん食欲は失せましたが、、、。味も少し。ただ、この御もてなしに感動した次第です。この先もこのクオリティーを保って欲しいです。
食事も終え、ホストファミリーと本当の別れ。またダラダラと歩く。ここまで全体的にレベルの高いツアーだと思うけど、歩くという意味では微妙かも。お気軽、山岳民族の暮らしを体験といったところか。
最後に寄った町はパンナムディー。ここは期待通りの民族衣装でお出迎え。ルアンナムターの町からもチャリでアクセスできるとあり。完全に外国人慣れしておりました。帰ってから参加メンバーで再集合をし、また飲んだ暮れましたとさ。
さて、ルアンナムター発のトレッキングツアー。何気に楽しめました。先にも書いてますが、歩くというか体験という意味で。開発されたばかりのコースという事も良かったのかも。別のコースもあるし、この町は通過するだけではもったえないかも。また、グリーンディスカバリーという旅行会社はラオス各地にあります。スタッフの英語も堪能だし、ツアー内容もしっかりしてるのでお勧め。
また、同じツアー参加者に聞いたのですが、ラオス北部ではボケオ自然保護区域のツアーGibbon Experienceが最高だそう。タイとの国境の町、フエサイからツアーが発着しています。正直、自分で参加する時間がなかったので詳細は不明ですが、ツリーハウスに泊まったりと何だか楽しそう。フエサイの旅行会社に訪ねたら、確か一人$150~。お金に余裕がある方はぜひチャレンジを。
陸の孤島 ノンキャウ | ルアンナムター トレッキング | スコータイ遺跡群