2007.01.15~18.
ラオス|ルアンパバーン
古都ルアンパバーン
世界遺産にも登録されている古都ルアンパバーン。長閑な都には今でも古き良き時代の姿が。早起きして、托鉢風景も見るもよし。何もせずメコン川の夕日を眺めるも良し。バナナ食べ放題のコールドリバー・ゲストハウスで、汚物が白くなるまで滞在してみよう。
バンビエンからバスというかピックアップトラックを改造したソンテウで山道を走り、ケツへの衝撃、人口密度150%に絶える事7時間。世界遺産の町ルアンパバーンに到着。南バスターミナルから町まで約2km。ぼったくりタクシーをいなし、気合で歩く。
まー何て長閑な町なのでしょう。町の露天商のやる気もほぼゼロ。ナタ売りのお姉さんも転寝中。日本だったら危険度がグッと増して、社会問題になりそう。それでも治安が悪化しない所も含めて世界遺産か。とりあえず町を巡回すると屋台発見。
ラオス北部の名物と言えば、カオ・ソーイ。簡単に言えば肉味噌米麺。タイ北部のカレー麺も同じ名前ですが、全く異なります。注文すると手際よく、数十秒で出来上がり。しかも旨い。他にもウドンによく似たカオ・ピャックなど。ラオス北部は食の宝庫。中国国境も近いせいか、日本人の口には良くあいます。
町のはずれにはメコン川が雄大に流れてる。最近は幹線道路が発達してきたものの、昔はこの川で人々が行き来していたのです。勿論、今でも庶民の移動の中心はここメコン川。西へ東へ川向こうへ、ボートを使い坊さんだって川を爆走します。
メコン川はラオスの人々にとって命の恵み。海の無いラオスにとって、食の豊かさの象徴でもあるのです。ウダウダ過ごしていると夕日が沈んでいきます。真っ赤に染まったメコン川は、昼間とはまた違った顔を見せてくれます。あーステキ。
町にはプーシーという寺が小高い丘の上にあります。100円程のの入場料を払い、階段を登るとルアンパバーンの町並みが一望できるじゃありませんか。夕日もまた格別。
夕焼けも見終え、下界まで降りるとちょうどナイトマーケットが開催中。夕方から毎日やっているよう。歩行者天国に露天が並び、小道には屋台がでます。かわゆすな民族衣装から、首ダルダル間違いなしのTシャツと何でもござれ。3日通い何も買ってませんが、屋台がナイス。どこも100円くらいで食べ放題をやっています。ルアンパバーン滞在中は1日5食くらい食べてました。飯が安過ぎアンド美味過ぎです。
さて、この何もないルアンパバーンに4日程滞在してみました。その理由がこれ。コールドリバー・ゲストハウス。あー何て居心地の良い宿なのでしょう。ドミも無く、値段も他の宿に比べたら安くはありません。しかし、この家族経営の優しさに痺れました。3日に1回は宿泊者を集め、ご飯と地酒ラオラオを振る舞います。おかげで宿泊者は皆仲良し。毎晩飲んだ暮れてました。
日本人率が30%くらいでしょうか。欧米人にも愛されてます。後、家族がいいね。お婆ちゃんも渋いし、娘婿の親父は普段は肩身が狭そうだが、酔うと暴れだす。さらに娘が可愛い。いつも遅くまで飲みすぎて門限を過ぎてしまい、使用人の彼には悪い事をしたけど。とにかく皆いい人だらけ。何故かバナナは食い放題だし。
結局、特に史跡も回らず托鉢も見なかったので、何が世界文化遺産だかはわからなかったけど。とにかくノンビリできるルアンパバーン最高です。
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