2007.01.11.
ラオス|バンビエン
チューブ下り inバンビエン
ラオスの首都ビエンチャンから、山賊に怯えながらバス揺られ4時間、バンビエンに到着。基本的には何もなし。あるのは山に洞窟、草にチューブ下り。雨季には増水したナムソン川が勢いを増し、危険度200%の川に変貌。毎年(たぶん)死人がでると噂の完全放置プレイのチューブ下り。レッツトライ。
バンビエンを一言で言うと「のどか」。メインストリートでは白人向けのレストランが立ち並び、ハリウッド映画を上映中。裏道に入れば田舎そのもの。きっと自分が住むカナダのバンフも昔はこんな感じだったのだろうか。
雨季には激流とかした川に飲み込まれる旅行者が後を絶たない。ベース泳げない私ですが、乾季で水も少ないのでチャレンジ。番号がペイントされたレンタルチューブを無くさないために署名はしますが、保障もクソもありません。
軽トラ風にチューブを載せていざ出発。定員オーバーのために私は立ち乗り。左のムービー(ユーチューブ)でどうぞ。この時点で安全度はすでに度外視された感あり。トラックにチューブを載せ、スタート地点ナムソン川上流を目指します。
てきとーに川原で下ろされ。チューブを浮かべてツアースタート。ツアーの終了時間は特に決まって無し。ゴールはだいたい。終わったらチューブを返してね。乗り場前のレストランで冷えたビアラオ大瓶の購入を忘れずに。
とりあえず浮かんでみる。乾季のためか川の流れは穏やか。ただしケツは冷たい。激流に飲み込まれるなどの危険を感じる事なく、何処に行くかは流れまかせ。ビアラオを飲みながらゆったりとした時間が流れる。それがバンビエン流チューブ下り
ビアーが切れる頃、岸辺にはレストランが乱立。途中下車もいいものです。冷えた体を日光浴で温め、ギンギンに冷えたビアラオを頂きます。ゴロゴロしてたら後ろで騒ぎ声。
見たら宿にいたイスラエリーが草で警察に捕まってます。賄賂$100を握らせ何を逃れてましたが、イスラエル人はFワードを連発。こんな田舎でも油断は大敵ですね。
私はといいますと、すでにビアラオの大瓶を3本空け泥酔気味。そんな状態でビーチサッカーをしていたら、滑ってしまい右足親指の爪を3割程損傷しました。アルコールである程度は麻痺していたものの、チューブ下り中に足は川の中のため激痛が走った事は言うまでもありません。完全に飽ききった頃にゴール。水量が少ないので、最後はほぼ歩いてました。
よく遊んだ後は腹ごしらえ、屋台の麺を食らいましたが、何を製麺したらこうなるのでしょうか。麺が切れる素振りも見せません。隣ではキッズが美味そうにゲテモノを食べています。
半分以上残し退散。お母さんごめんなさい。
やっぱり一日の締めくくりはビアラオでしょう。ビールにうるさい西洋人も絶賛するラオスが誇る名産品。
首都ビエンチャンにはビアラオ工場があるそうで、見学できるらしい。今度来たら行ってみよう、本日5本目の大瓶で完全泥酔なり。
翌日はチャリでバンビエンの町を一周。洞窟などに足を伸ばす。そこにいく途中の橋は有料5000キープ(約50円)。それを払いたくない地元人はナムソン川を渡ります。人を乗せた農耕機だけかと思いきや、チャリの姿が。川を激走するチャリダーに心を打たれた次第です。ステキ。
さて、肝心のチューブ下りですが、もう少し水量があればなと。流れが無い所もあり、漕いだり、歩いたりしないとゴールできません。でも、雨季のど真ん中だとスーパー危険だそう。泳ぎに自信のある方は是非雨季に。
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