引っ越しとDIY ディアウォールとMTB
8年近く実家の室内で放置していたマウンテンバイクを引っ越したついでに持ってきました。
購入当初はこのルイガノのBARTに載って色々と出かけたもんです。新幹線に乗せて京都へ行ったこともありました。あー懐かしい。
そんなルイガノのXC BART君もカナダへ持って行くことはできず、いざルイガノ社のあるカナダに生活してみると激安チャリ扱いのブランドと知りショックを受けたものでした。当時の日本ではオシャレなチャリの代表だったのに。今でも人気なのでしょうか?
さて、そんな思い出の詰まったチャリを外の駐輪場に置き雨ざらしするわけにはいけません。かと言って賃貸物件のため壁にチャリ用のフックを取り付けるわけにはいけません。
悩んでいたらこんな便利な物が見つかりました。
その名も「ディアウォール」。ホームセンターで売っている2 x 4の木材を利用して、壁や天井に傷を付けることなく柱や棚を作成できる一品です。
この柱のチャリ用のディスプレイスタンドを取り付ければ完成です。
準備
まずは天井の高さを測りましょう。この長さに応じた2×4の木材が必要になります。
若井産業 ディアウォール
上下のパッドに分かれています。これを2×4木材に差し込み、天井と床で突っ張ることで固定する仕組みです。
上のパッド(写真右)にはスプリング入っていて、斜めに押し込んで固定させます。
説明書によると、天井の高さから4.5cm引いたものが必要な2×4の木材の長さになります。家の天井の高さは240cmだったので、235.5cmにカットしてもらいました。
2×4 SPF材
ホームセンターに行って2×4の木材を購入します。木の種類や長さによって値段は変わりますが、安価なものだと300〜500円くらいですね。
オススメは軽量で安いSPF材。Spruce(トウヒ)、Pine(松)、Fir(モミ)などの針葉樹のことです。今思えばカナダにいた時、これらの木に囲まれ生活していました。ガイドだったのでよく説明もしましたし。縁のある木です。
加工し易い反面、水分を吸いやすく虫や菌にも弱いんですけどね。室内で柱や棚として使う用途には充分だと思います。
購入後、希望の長さにカットしてもらいましょう。だいたい1カット50円くらいでしょうか。購入当日しかカットしてくれません。持ち込みの木材はカット不可です。
ホームセンターにもよりますが、軽トラを無償で貸してくれるところもあります。車に入りきらない時は利用すると便利です。ちなみに、近所のビザホームでは1時間無料で貸してくれましたよ。
MINOURA(ミノウラ) ディスプレイスタンド
MTBを引っ掛けるためのスタンドです。購入したのは1本の木材に取り付けるタイプ
2種類のネジが3本ずつ付属しています。木の厚さに応じて利用しましょう。あとヘルメットを掛けるフックも付いてますが、何故かネジは付属していません。
ディスプレイスタンドを設置
まずは購入した2×4の木材にディアウォールを取り付けます。
グラつくのでディアウォールに付属していたスペーサー2枚を下のパッドの中に入れて微調整しましたが、まだグラグラします。
家にあったベニヤ板をディアウォールに入るサイズにカットしてかませました。個人的にな感想ですが、木材は少し長めにカットした方がいいかもしれませんねー。 -4.5cmじゃなくて-4cmくらいに。
先日購入した電動ドリルを使って下穴を3箇所開けます。SPF剤は柔らかいので、壁側まで貫通しないように気をつけましょう。
ディスプレイスタンドをネジで取り付けます。
不要時はフックをはね上がる(写真ははね上げ時)こともでき、バイクを水平に保てるよう左右15度づつ角度調整できます。
MTBを載せる
フックにチャリを載せてみます。
横からみるとこんな感じですね。
まとめ
ディアウォールを使うことで、賃貸物件でも壁にMTBを設置することができました。寝室に設置したので寝ている間に柱が倒れてこないか少々不安ですが、今のところ(2週間経過)問題ないです。
賃貸物件で高額な自転車を外に置きたくない人には、良い選択肢のひとつかと思いますが、相棒には外に置いてくれと言われます。同居人がいる方は設置する前によく相談しましょう。